藤深ライン 株式会社の 社史とビジョン(vision)|EV貨物輸送 藤深ライン株式会社 

社名:藤深ライン株式会社  代表取締役  佐藤 正樹 藤深ライン
所在地:〒940-0832 
     新潟県長岡市笹崎1-2-5
TEL:0258−30−3730
FAX:0258−30−3731
設  立 :平成10年9月
資本金:1500万円
従業員:32名
業務内容:

貨物自動車運送事業、貨物運送取り扱い事業。その他付帯する一切の業務。

藤深ラインの佐藤正樹社長は「とにかくトラックが大好き。汗して働くことが好きだ」といいます。
同社はH22年で創業12周年を迎えます。2千万円超えるトラック30数台を効率よく稼動させて、32名の社員を抱える佐藤社長。ガソリンの価格高騰や競 争も激しいといわれる運送業界です。

佐藤社長は身長が高く、がっちりとしています。大型トラックの運転席に座ると、貫禄は充分です。 そんな佐藤社長の子どもの頃からの夢は、プロ野球選手になることでした。 野球一筋で、高校時代は甲子園を目指して練習しました。しかし3年生の夏の大会が終わると同時にプロへの夢をあきらめます。 実は、「生きる目的を失い、何を目標に生きていったらよいかわからなくなった」のです。

 夢を求めて上京した先で衝撃のトラックとの出会い。

その後、佐藤社長は上京しました。 半年が過ぎた頃、仕事場に偶然にもトラックが入ってくるのを見ます。 その瞬間、体中に電気が走ります。 「カッコイイ!!」トラックの運転手に「トラックの仕事をしたいです。どうすればなれますか?教えて下さい」と頭を下げます。 思いついたら、すぐに行動する。 初対面にも関わらず、その運転手は社長に話を繋いでくれました。佐藤社長のトラック人生はこのときはじまりました、実は当時車の免許すら持っていなかっ たのですが、 それでも「トラックの運転手に憧れています。一生懸命やりますから、働かせてください」と頼み込みました。

当時を振り返ると「社長がよく雇ってくれたと思います」と言います。見習いとして働きながら、車の免許を取得。免許がとれた ことを社長に報告にいくと「そこにある荷物を配達してこい」といわれたんです。 車の運転は「トラックで覚えた」ようです。しかし、その会 社を一年で辞めました。
藤深ライン理由は「もっと長距離を走りたい。各県をまたいで走るトラック野郎になりたい」と考えたからでした。再 出発の会社は大田区の市場から野菜や果物を全国各地へ運送する深山商事です。青果市場では全国一の市場を相手に念願のトラック野郎になれました。太田市 場だけでなく、築地の市場や横浜の中華街などにも仕事に行き、日々、いろいろな運転手たちと顔を合わせ、千葉や横浜にも仲間ができました。今も仕事のパー トナーとしてお互いに助け合っています。5年間、深山商事で無我夢中で働きました。

 25歳での独立・藤深ラインの設立へ

実家に帰ってきてほしいといわれていた佐藤社長に、また一つ、出会いが・・大手フルーツメーカーの商品を扱う全国規模の運送会社の社長 が、新潟への業務拡大を考えてその白羽の矢が立ちます。
長岡へ帰って新潟での仕事を担うことを決意した。佐藤社長は25歳でした。
最初の社名は「藤深商事」で、平成19年に現在の「藤深ライン」に社名を変更しました。藤深ライン
社名変更の際も「藤深(ふじみ)」の名前を大切にしました。「藤 深」の「深」は、5年間お世話になった深山商事への感謝と尊敬の念を表し、同時に「不死身」をイメージして命名した。出発は、深山商事から購入した1台の トラックからはじまりました。会社が大きくなったのは、
「お客様からの依頼によってトラックが増加し従業員の数も増 えてきた」のであって、全く自然の流れであったといいます。お客様の規模拡大と共に成長した藤深ライ ンですが、それだけではなく佐藤社長の限りない人間力が貢献していることは確かです。 「情熱をもってやる気があれば、何でもできる」と佐藤社長は語ります。また、「お給料日はお父ちゃんが一番かっこいい日ですか ら、手渡しをしてその日だけでもカッコいいところを家族に見せてほしいですね。実際に、トラックを運転している姿はもっとカッコイイのですけれどね」と従 業員へ暖かい眼差しを向けます。
また佐藤社長は、社員を家族のように考えているので、月に一度の面接を大切にしています。
家族と同様につきあうためには、仕事をきちんとして、内規を守ることが基本です。
その点を社長として厳しく見て行きます。運送業はちょっとしたミスや気のゆるみが事故に つながり、命に関わるからです。さらに、「見える化ボード」のおかげで会社内の様子がわかるだけでなく、売り上げ、燃料費、社員全員の業務などが主です が、休憩室の壁掛けのモニターで、社是、社訓、今期の事故発生状況、トラブル発生状況、新入社員紹介、誕生日や家族のニュースなども時折公開しています。 会社内の様子が手に取るようになったおかげで、
安 全意識、仲間意識、愛社精神の高揚、連絡ミスの防止に役立っ ています。

営業が第一、社内の宥和が第一です。トラックには最新の設備を備え、最高の投資を

冷凍、冷蔵、保温機能を壁で仕切ることで1台のトラックで機能区分を可能にし、その空き状態や車の運行状況を事務所で365日24時間体制でコントロール し、GPSによって車輌の位置を即座に確認できるシステムなどの設備を導入しています。藤深ライン
運送業は、まず何をおいても「安全」でなければなりません。公共の道路が職場である以上「無 事に帰ってくるこの当たり前のことが一番 大切」なのだと「安全は全てに優 先することを忘れることなく、お客様が喜んでくれる仕事、人に負けない仕事、お前でなければダメだという仕事」を目指しなが ら、人は安定すると怠け、ずるくなるので、
適度な競争は確かに必要ですしかし「第一に人の幸せを考 えねばならない」こと、
「人の幸せを願うには感謝の気持ちが大事」な こと。決して甘えるのではなく、驕るのではなく。
感謝の根源は親、先祖への感謝です。産んでくれて ありがとう、育ててくれてありがとう
感謝の気持ちをもって、「喜んで働きたい」と佐藤社長はいつも思って仕事に励んでいます。
座 右の銘である「この道一筋はるかなり」は北島三郎こと、サブちゃんの言葉です。そんな大ファンの北島三郎さんにいずれはトラック 野郎を主人公にした社歌を歌ってもらうことえお夢に見ています。

時代の変化と要請:EV電気貨物自動車 出発式 2010年7月21日

藤深ライン株式会社では、てづくりり電気自動車研究会と共同藤深ラインで、電気を 動力とする軽貨物自動車を開発し、営業ナンバーを取得致 しました。
国内でも電気自動車によるタクシーや、乗用車などが有りますが、貨物においては、郵便事業会社が導入されているのみです。
地 球温暖化、環境汚染が叫ばれる昨今、公共の道路を職場とさせて頂いている運送事業者として、排気ガスの出ない電気自動車への積極的な取り組みは重要である と考えます。
また各業種のお客様よりご支援賜り、今回の完成に至りました。この電気貨物自動車第1号が稼働して、環境問題に少しでも貢献し、ひいてはお客様の環境対策 の広告塔になれれば最高の幸せです。
今後も普通貨物車、2tトラックと開発して行きたいと思いますのでご支援賜りますよう重ねてお願い致します。
開発に至った経緯
 産業革命以後、世界経済の牽引役である、自動車業界は米GMの破綻など化石燃料に依存してきた今までの手法を変えざるおえない現実に直面しています。環 境問題も、悪化の一途を辿り、京都議定書、ニューディル政策等世界規模での環境問題への取り組みが必要とされています。
現在車を動かすエネルギーはほとんどが化石燃料ですが、その化石燃料の枯渇問題も叫ばれ、燃料価格の乱高下が経済に及ぼす影響は測り知れません。
 そんな世界情勢の中、国内貨物輸送 の90%以上を担うトラックが一部でも排気ガスを出さない電気貨物自動車になったらすばらしい事だと思い今回の開発に至りました。ま た経済的にも軽油に比べ藤深ライン電気料は5分の1程度におさえられ、人件費の次に大きなウェイトを占める燃料費圧縮に貢献できると考え ます。私ども藤深ラインと協調して頂けるお客様が環境問題に対し貢献している事の宣伝効果にも繋がると考えます。
 現在、電気自動車は乗用車タイプだけであり、貨物自動車はエンジンを取り外し、モーターに乗せ換える以外に方法は有りません。大手の郵便事業会社様も改 造電気貨物自動車(ゼロスポーツ社製)で実証実験に入られました。そんな時代背景の中、私たち藤深ラインも小さな会社では有りますが電気貨物自動車分野で はパイオニアで有りたいと考えます。藤深ライン

今後大手自動車メーカー様が電気貨物自動車を市場に投入されたなら、喜んで使用させて頂きますが、今現在残念ながら市場には存在しませ ん。無いのであれば作るしかないと今回の開発に至りました。
 今後自動車産業は環境対策、燃料対策などの面で発展的に変化していく事でしょう。私ども藤深ラインは運送業です。荷物を運ばせて頂きお 客様に喜んで頂く・・・その本業を逸脱する事無く深耕して、社会に貢献できれば最上の喜びです。トラックに憧れた日の情熱を忘れ ず、毎日貨物を輸送させて頂ける事に感謝し、安全を最優先する事を忘れず、新たな運送業の姿を模索して行きたいと思います。そして未来の子供たちに青い空 ときれいな空気を残してあげたいと思います。

TOPICS

   藤深ライン株式会社

コンバージョン(改造)EVでの貨物輸送に関心がある、EV貨物輸送にご興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

コンバージョンEV EV改造指導

EVコーディネーター本田 昇
EV本田商会
EVhonda株式会社 EV事業部

スポンサードリンコ








サイボウズ使いこなし術
inserted by FC2 system